60代が最初に覚えたいChatGPT活用術5選|毎日の暮らしがもっと便利になる使い方

AI入門

ChatGPTは難しい使い方を覚える必要はありません。まずは毎日の暮らしで使えることを5つ覚えるだけで、「これは便利!」と感じられる場面がぐっと増えていきます。

この記事では、60代の方が今日から試せる活用術を5つご紹介します。全部やろうとしなくて大丈夫です。気に入ったものを一つだけ、今日試してみてください。

AIを「何に使えばいいかわからない」が一番多い悩み

便利と言われてChatGPTを始めてみたものの、こんなふうに感じることはありませんか?

  • 何を質問したらいいの?
  • 毎日使うものなの?
  • 本当に便利なの?

実はこれ、ChatGPTを使い始めた方のほとんどが感じることです。「始めてはみたけれど、使いこなせていない」という声もよく聞きます。

私も最初は、「AIって難しそう」「こんな聞き方でいいのかな」と半信半疑でした。でも実際に使ってみると、そんな心配は無用だとわかりました。

毎日の暮らしの中で困ったことや迷ったことを、そのまま話しかけるだけ。まるで家族や友人に相談するような感覚で使えるので、今では欠かせない相棒になりつつあります。

ここでは私が実際に「これは便利」と感じたChatGPTの活用術を5つご紹介します。

全部覚えようとしなくても大丈夫です。まずは気になったものを一つだけ試してみてください。きっと、「AIって意外と身近なんだ」と感じてもらえると思います。

今日の献立を考えてもらう

「今日の夕食、何にしようか」と冷蔵庫を開けたものの、何も思い浮かばない。家族の好みや栄養バランスも考えなきゃ……と、献立を決めるだけで気力を使ってしまうことはありませんか。

そんなとき、ChatGPTは気軽に使える助っ人になってくれます。「冷蔵庫にあるもの」を伝えるだけで、具体的なメニューを提案してくれるからです。

実際に聞いてみましょう

冷蔵庫の中をのぞいて、こんなふうに入力してみてください。

冷蔵庫に豚肉、キャベツ、卵があります。30分以内で作れる夕食を教えてください。

ChatGPTの回答例

こんな献立はいかがでしょう。

メイン:豚肉とキャベツの炒めもの

豚肉とキャベツを食べやすい大きさに切り、ごま油で炒めて醤油とみりんで味付けします。にんにくがあれば少し加えると、より風味がよくなります。

汁物:卵スープ

鍋に水とだしの素を入れて沸騰させ、溶き卵を回し入れます。塩と醤油で味を整えれば、約10分で完成です。残っているきのこやネギなど、冷蔵庫の残り野菜を入れてもおいしく作れます。

使ってみて感じたこと

最初に試したときは、「こんな簡単な質問で、本当にぴったりの献立なんて教えてくれるの?」と思っていました。ところが、実際に返ってきた献立は思っていた以上に実用的でした。

しかも分量や作り方まで教えてくれたので、そのままキッチンで見ながら料理を作ることができて考えたり調べたりする時間が短縮できました。

「もう一品追加したい」「野菜を多めにしたい」「薄味にして」「一人分の文量で教えて」というふうに会話を続けられるので、自分と一緒に献立を考えてくれる感覚がありとても便利です。

コピペ用プロンプト

*冷蔵庫に〇〇、〇〇、〇〇があります。

*〇分以内で作れる夕食を考えてください。

*できれば栄養バランスも考えてください。

旅行プランを作ってもらう

旅行の計画を立てるのは楽しい反面、「どこへ行こうかな」と考え始めると、なかなか決められないことはありませんか。

インターネットで調べても情報が多すぎて、「結局どこがいいの?」と迷ってしまうこともあります。

そんなときこそ、ChatGPTの出番です。

旅行雑誌を見る前に相談できる

旅行会社へ相談する前に、「こんな旅行がしたい」という希望を整理する相手として、とても役立ちます。

「あまり歩きたくない」

「温泉でゆっくりしたい」

そんな希望を、そのまま話しかけるだけで大丈夫です。

実際に聞いてみましょう

例えば、こんなふうに入力します。

東京から1泊2日で行ける温泉旅行を考えてください。

あまり歩かず、おいしい食事を楽しみたいです。

ChatGPTの回答例

例えば、こんなプランを提案してくれます。

【熱海温泉でのんびり過ごす1泊2日】

1日目

東京駅から新幹線で熱海へ。駅からタクシーで宿に向かい、チェックイン後は温泉でゆっくり過ごします。

夕食は新鮮な海の幸を楽しみ、夜はお部屋でのんびり。

2日目

朝食後、宿でのんびり。チェックアウト前にもう一度温泉へ。宿を出たあとは駅周辺を少し散策し、干物や温泉まんじゅうなどをお土産に買って帰宅します。

アクセスが良く、宿から出なくても十分に楽しめるプランです。

ここから「予算はこのくらいで」「もう少し静かな場所がいい」「部屋から海が見える宿がいい」などと続けて伝えると、さらに絞り込んで提案してくれます。

使ってみて感じたこと

以前温泉旅行へ行こうと思ったとき、どこへ行こうか迷ってChatGPTに相談してみました。

最初は「おすすめの温泉地」を教えてもらうだけのつもりでしたが、上にあげた例のようにどんどん希望を追加していくと、その条件に合わせて何度も提案をしてくれて、宿探しもとてもスムーズでした。

旅行会社に電話する前に自分の希望を整理するのにも役立ちますし、「こんな希望まで伝えていいのかな」と、旅行会社の窓口のように遠慮する必要もありません。

思いついたことを、そのまま話しかけてみるのがコツです。

いつか行ってみたい場所について尋ねてみて、将来の旅のプランを練るのも楽しいかもしれませんね。

コピペ用プロンプト

〇〇から〇泊〇日で行ける旅行プランを考えてください。

・予算:〇万円くらい

・希望:(例)あまり歩かず温泉を楽しみたい

・一緒に行く人:(例)夫婦2人

・その他の希望:(例)海が見える宿、食事がおいしい宿

LINEやメールの文章を考えてもらう

「気持ちはあるのに、うまく言葉にならない」——そんな経験はありませんか。

そんな時にもChatGPTは頼れる相棒になってくれます。

文章を書くのが苦手でも大丈夫

例えば、次のようなことで頭を悩ませたり、時間ばかりかかっておもうような文章が思い浮かばない時にも、気軽にChatGPTに話しかけてみてください。

  • お孫さんへの誕生日メッセージ
  • お世話になった方へのお礼
  • 同窓会の出欠の返信
  • お見舞いのひと言

このような文章も、ChatGPTは状況を伝えるだけで、温かみのある自然な文章を提案してくれます。そのまま使ってもいいですし、「もう少し短くして」「もっと柔らかい表現にして」と調整を頼めば、一緒に考えてくれます。

「文章を書く」のではなく、「伝えたい気持ち」を話すだけで大丈夫です。

実際に聞いてみましょう

例えば、こんなふうに聞いてみます。

今度7歳になる孫の誕生日に、LINEでお祝いのメッセージを送りたいです。

明るく、やさしい雰囲気でお願いします。

ChatGPTの回答例

〇〇ちゃん、7歳のお誕生日おめでとう!

元気いっぱい大きくなってくれて、とても嬉しいよ。

これからもたくさん笑って、いろいろなことに挑戦してね。

また会ったら、一緒にいっぱい遊ぼうね。

すてきな一年になりますように。

お孫さんの年齢や好みに合わせて「ひらがな多めにして」「可愛らしい感じで」などひと言添えるだけで、読みやすい文章に書き直してくれます。

使ってみて感じたこと

以前、お世話になった方へお礼のメールを書こうとしたとき、なかなか文章がまとまりませんでした。

そこでChatGPTに相談すると、とても自然な文章を提案してくれました。もちろん、そのまま送るのではなく、自分らしい言葉を少し加えて送りました。

すると、「丁寧なお手紙をありがとう」と言っていただけて、とても嬉しかったことを覚えています。

ChatGPTは文章を代わりに書くというより、「最初の下書きを一緒に考えてくれる相手」と思うと、とても気持ちが楽になります。

コピペ用プロンプト

〇〇に〇〇のメッセージを送りたいです。

(例:孫の誕生日 / お世話になった方へのお礼)

〇〇な雰囲気で書いてください。

(例:温かく / 丁寧に / 短めに)

わからないことをやさしく教えてもらう

「新しい制度の説明を読んでも、難しくてよくわからない……。」そんな経験はありませんか?

私も以前、マイナンバーカードについて調べようとGoogleで検索したことがあります。

でも、役所のホームページには専門用語が多く、「結局、自分には何が関係あるの?」という疑問が残ってしまいました。そこでChatGPTに聞いてみることにしました。

実際に聞いてみましょう

例えば、こんなふうに質問します。

マイナンバーカードは何に使えますか?

60代にもわかるように、やさしい言葉で説明してください。

ChatGPTの回答例

マイナンバーカードは、暮らしの中でこんな場面に役立ちます。

① コンビニで住民票が取れる

役所へ行かなくても、近くのコンビニで住民票や印鑑証明書を発行できます。

② 健康保険証として使える

対応している病院では、受付でカードを読み取るだけで利用できます。

③ オンラインで行政手続きができる

引っ越しなど、一部の手続きを自宅から行えるようになっています。

さらに、

「住民票はどこのコンビニでも取れますか?」「まだ作っていない場合は、どうすればいいですか?」などと続けて質問すると、そのまま会話を続けることができます。

使ってみて感じたこと

私が一番便利だと感じたのは、「わからないところを、その場で聞き返せる」ことでした。

検索では、自分でいくつものページを開いて読み比べる必要があります。でもChatGPTなら、

「もう少し簡単に説明してください。」

「それはどういう意味ですか?」

と聞くだけで、わかるまで説明してくれます。

もちろん、医療や法律、お金に関する内容は、最後に公的機関や専門家の情報で確認することが大切です。

でも、「まず仕組みを理解したい」というときには、とても頼りになる存在だと感じています。

検索より「会話」ができるのが魅力

Google検索は、自分で情報を探して読み比べる方法です。

一方、ChatGPTは「知りたいことを会話しながら教えてくれる相手」というイメージです。

「もっと簡単に」「具体例も教えて」「60代向けに説明してください」

このように、自分に合わせて説明を変えてもらえるのが大きな違いです。

コピペ用プロンプト

〇〇について教えてください。

60代にもわかるように、やさしい言葉で説明してください。

わかりやすい例も入れてください。

趣味の相談相手になってもらう

趣味を楽しんでいると、「次は何に挑戦しようか」「もっと上手くなるにはどうすれば?」と行き詰まることもありますよね。

そんなとき、ChatGPTに相談してみると、一人では思いつかなかったアイデアが見つかることがあります。

一人で考えるよりアイデアが広がる

自分ひとりの頭の中で考えていても、なかなかこれは、というアイデアを思いつくことができず、先に進めないようなときもあると思います。

そんなときに頼りになるのも、ChatGPTです。

•            ガーデニング:「初心者でも育てやすく、夏に咲く花を教えてください」

•            写真:「スマホでより美しい風景写真を撮るコツを教えてください」

•            読書:「歴史小説が好きです。次に読む本を5冊おすすめしてください」

•            ウォーキング:「毎日30分歩いています。もっと楽しく続けるアイデアはありますか」

•            手芸:「かぎ針編みで初心者でも作れる冬小物を教えてください」

こんなふうに問いかけてみてはどうでしょう?

実際に聞いてみましょう

例えば、

家庭菜園を始めたいのですが、プランターで育てやすい野菜を教えてください。

60代の初心者です。

と質問してみます。

ChatGPTの回答例

初心者の方なら、次の野菜がおすすめです。

ミニトマト:水やりだけで育てやすく、収穫の楽しさを味わえます。

シソ:日陰でも育つ比較的育てやすい野菜です。料理も使いやすいです。

ラディッシュ:種まきから約1か月で収穫でき、初めてでも失敗が少ないです。

まずはこの3つのどれか一つから始めてみてはいかがでしょうか。

このあともさらに、「どの土を使えばいい?」「虫がついたらどうする?」とそのまま続けて質問できるので、困ったときにすぐ相談できる手軽さが嬉しいところです。

使ってみて感じたこと

私は読書が好きなので、

「最近読んだ本は○○です。次におすすめの本を5冊教えてください。」

と聞いてみたことがあります。

すると、自分では選ばなかったような本も紹介してくれて、「こんな本も面白そう」と読書の幅が広がりました。

ChatGPTは答えを教えてくれるだけではありません。

新しい趣味との出会いや、新しい楽しみ方を教えてくれる相手にもなってくれます。

コピペ用プロンプト

〇〇(趣味の名前)をしています。

(例:ガーデニング / 写真 / 読書)

〇について教えてください。

(例:初心者向けのアドバイス / おすすめを5つ / 続けるコツ)


ChatGPTをもっと便利に使う3つのコツ

5つの活用術をご紹介してきましたが、実際につかってみると「もっとこんなふうに聞けばよかった」と感じる場面が出てくるかもしれません。

最後に、そんなときに覚えておくと役立つ、ChatGPTと上手につきあう3つのポイントをお伝えします。

長く質問しても大丈夫

「こんなに細かく聞いたら聞きすぎかな」などと思わなくて大丈夫です。ChatGPTでは希望や状況を詳しく伝えるほど、自分に合った答えが返ってきます。

しかもコーヒーをひと口啜る間ほどの、あっという間にです。もちろん「もっと簡潔にお願いします」などと嫌な顔をされる心配もありません。

後から追加しても大丈夫

一度答えが返ってきたあとでも、「予算を2万円以内にしてください。」「もっと簡単にしてください。」など、条件をいくらでも追加できます。

最初から完璧な質問をする必要はありません。

ChatGPTと対話を続けるなかで、自分の頭の中も整理されていくのを実感できると思います。

思った答えでなくても聞き直せる

ChatGPTへの質問は一度で終わりではありません。

「もう少し短く」「もっとやさしい言葉で」「60代向けに説明してください」などと伝えれば、何度でも答えを作り直してくれます。

まるで会話をしながら、一緒に考えてくれる相手のようです。


まずは一つだけ試してみましょう

ここまで5つの活用術をご紹介してきました。

全部試そうとしなくても大丈夫です。

まずは一つだけ。

今日の夕食でも、旅行でも、メールでも、趣味でも、気になったものから始めてみてください。

きっとあなたも、最初の一歩を踏み出せば、「思っていたより簡単だった」と感じるはずです。

私も最初は「本当に使いこなせるかな」と不安でした。

でも、毎日の暮らしの中で少しずつ使っていくうちに、「難しいAI」ではなく、「気軽に相談できる相手」のような存在になっていきました。

まずは使ってみること。それが最初の一歩になります。

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